の首都圏つながりコラム

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イベントレポート 資生堂パーラーで味わう「ふくしまの秋の味覚」

2016年10月21日

平成28年9月22日(木・祝)、資生堂パーラー 銀座本店 9階ワード資生堂ホールにて、福島県主催のイベント“資生堂パーラーで味わう「ふくしまの秋の味覚」”を開催しました。
 
当日は、資生堂パーラー 銀座本店の調理長・飲料長・製菓長がふくしまの秋の味覚をおいしくアレンジした、この日だけのオリジナルメニューを考案し、素材のおいしさと魅力を感じていただきました。
 
始めに、県職員から福島県の概要、震災後の取り組み、「銘柄福島牛」の魅力を紹介し、イベントがスタートしました。

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続いて、福島県の農林水産業の復興を祈念して、県産の梨などを使用したドリンクで乾杯。
 
乾杯のドリンクは、県産の梨(豊水)と人参などを使っているそうです。
 
梨の甘さと人参スープのようなとろみがあり、アップルビネガーが後味をひきしめ、さっぱりとしていました。参加者の皆様からは、「新しくておいしい!」という声があがりました。

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乾杯を合図に、オリジナルプレートが運ばれました。
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「ふくしまの秋の味覚」スペシャルプレート

 
銘柄福島牛、県オリジナル品種の梨「涼豊(りょうほう)」、阿武隈川メープルサーモン、エゴマ油、郡山ブランド野菜、イチジクなど数々の県産農林水産物を使った6種類のメニューが美しいプレートになっています。
どれから食べたらよいか迷ってしまいました。

【プレート】

銘柄福島牛内もも肉のローストビーフサンド

 
やわらかいローストビーフは旨味がギュッと詰まっていて、おいしさが口いっぱいに広がります。
調理長の井上さんにおいしさの秘密を教えていただいたところ、ローストビーフは、焼いた後に少し寝かせることで肉汁を外に逃がさず、肉本来の旨味を閉じ込めているので、噛む毎においしさが広がりますよ!とのこと。
口に入れた後、うなずきながら召し上がっている参加者の皆さん。
表情がほころび、福島牛の美味しさが存分に伝わっているようでした。
 

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メープルサーモンときのこのマリネ エゴマオイルドレッシング

 
阿武隈川メープルサーモンの下にジャンボなめこと玉ねぎ(万吉どん)。それらがエゴマドレッシングでマリネになっていて、なめこの味わいがひきたちます。とても辛いと教えられた玉ねぎ(万吉どん)もまったく辛くありません。
サーモンの旨味としっとりした食感、玉ねぎ(万吉どん)のしゃっきりした歯ごたえに、ジャンボなめこのつるっとした口当たり。様々な食味がエゴマのドレッシングで見事に調和し、複雑さのなかにもすっきりとした味わいになっていました。
 

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会津地鶏卵のカスタードプリン

 
しっかりすくわないとスプーンが押し返されてしまう程もっちりと弾力があり、卵の甘みと濃厚なコクのあるカスタードのプリンです。重く感じられそうですが、全くそうは感じず、少し苦みのあるカラメルソースがアクセントとなって、プリンの味わいを引き立てています。

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イチジクのタルト

 
イチジクがたっぷり贅沢に使われたタルト。生地はサクサク、イチジクはしっとりとしてやさしい甘さ。上品な仕上がりで、いくつでも食べられそう!という参加者の方もいらっしゃいました。

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イチジクのフレッシュとコンポート バニラアイスクリーム

 
生のイチジクと、赤ワインでコンポートされたイチジクの2種類を楽しめます。バニラアイスクリームとの相性抜群!それぞれをアイスクリームと合わせて食べ比べるのも楽しい一品です。

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福島県オリジナル品種の梨「涼豊(りょうほう)」

 
出荷量の少ない「涼豊」。甘くてみずみずしく、シャキシャキした食感です。参加者の皆さんからも好評でした。

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紅茶

 
福島県産の3種のハーブとインド産のニルギリをオリジナルブレンドした紅茶。茶葉の香りと味わいが生きていて、紅茶の後味にハーブがふんわりと香ります。食後に口中をすっきりとさせながら、香りで食事の余韻を感じるおいしさです。

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オリジナルメニューについて、資生堂パーラー 銀座本店の飲料長 橋本和久(はしもとかずひさ)さんから、「秋の味覚として、今回使用した、銘柄福島牛、阿武隈川メープルサーモン、エゴマ油、野菜、きのこ、会津地鶏の卵、イチジク、梨(豊水と涼豊)、ハーブについて、いずれも素材本来のおいしさ、魅力を最大限にひきだすことを考えてプレートにしました。」とお話しがありました。

そして、今回、福島牛の生産者である南相馬市の門馬昌憲(もんままさのり)さんにお越しいただきました。

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今回のメニューにある「銘柄福島牛内もも肉のローストビーフサンド」のローストビーフは門馬さんが大切に育てた福島牛を使っており、最高ランクのA5の評価を得たものです。
 
門馬さんは良質なお肉にするために、牛にとってストレスがない環境を整えることを心掛けているそうです。牛の蹄をけずる牛削蹄(さくてい)師でもある門馬さんは、「削り方次第で牛はストレスがなくなり、肉づきもよくなって、体重が約100キロも差がでてきます。肉質もサシ(霜降り)がきれいに入ります。飼料へのこだわりもありますが、足元を大事に見て育てています。」とお話しくださいました。また、「福島牛のブランド価値を高めていきたい。来年、お肉のオリンピックといわれている大会が開催されるので、自分の牛が福島県の代表として選ばれるように、そして日本一を獲れるように、あと1年しっかりと育てたい」と力強くおっしゃいました。

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続いて、郡山市の鈴木農場代表 鈴木光一さんより、地元の農家で取り組んでいる「郡山ブランド野菜」についてご紹介いただきました。
「約10年前から毎年1品ずつブランド野菜を作ることを目標に続けてきて、今では12種類のブランド野菜ができました。今日はその一つ、玉ねぎの「万吉どん」を紹介します。スライスする時に涙が止まらないほど辛い品種ですが、加熱すると、その辛さがとても甘く変化します。ゆっくりと味わってください。」と説明し、「福島の生産者はみんな本気でやっています。次世代に繋ぎたい」とおっしゃいました。
これから冬にかけて郡山ブランド野菜の出荷が増えるそうです。都内では、青山ファーマーズマーケットで定期的に販売しているそうですので、来場いただき、召し上がっていただきたいと思います。

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そして、歓談の後、資生堂パーラー 本店支配人の阿久津厚男(あくつあつお)さんから、10月のフェアのご紹介がありました。
「資生堂パーラーは、“日本の美味しい食材”を日々探し求め、日本各地を巡っています。今回は昨年の東北路“福島”で出会った美味しい食材を、東京銀座資生堂ビル各店でご紹介いたします。食材の持ち味を最大限にいかしたメニューで、“ふくしまの味覚”をどうぞお楽しみください。」
フェアのチラシを見ると、どれも本当においしそうで、迷ってしまいます。皆様もぜひこの機会に、資生堂パーラーさんで「福島の味覚」をお楽しみください。

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最後に、参加者の皆さんに福島県から記念品のプレゼントです。

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福島牛を使った「福島牛のレトルトカレー」、特製の「ふくしまイレブン手ぬぐい」。(ふくしまイレブンとは、福島で生産量が全国上位の11品目をサッカー選手に見立ててPRしているものです。)
そして、福島県会津地方の郷土玩具「赤ベコキー」のストラップの3点です。

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参加された方からは、
「おいしい食材を作るために様々な工夫をしているのだとわかりました。」
「福島を応援したかった。福島県産を買っています。」
「生産者の方々の人柄を知ると、その作っている食材を買いたくなりますね。」
「農家さんに実際にお話しを聞くことができ、野菜や牛など、それぞれの食材に対する愛情が感じられました。」
 
という、たくさんの温かいお言葉をいただきました。

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おいしさはもちろん、安全・安心への取り組みへの生産者の日々たゆまぬ努力、たくさんの手間と、たっぷりの愛情を受けて育つ食材。そのひとつひとつに生産者の誇りがつまっています。ふくしまの味わいをぜひ、お楽しみください。
 
 
~お知らせ~
東京銀座資生堂ビルの各店(ショップ、カフェ、レストラン、バー)では、福島の食材を用いたスイーツや料理、ウイスキーなどをお楽しみいただけるフェアが開催されています。この機会に、ぜひ福島の魅力あふれる食材をお楽しみください。
 
◎東京銀座資生堂ビル
住所:東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル
公式サイト:http://parlour.shiseido.co.jp/
 
 
今回のイベントの様子は、動画でもレポートしています。