の首都圏つながりコラム

2017年5月2日

平成29年年2月13日(月)~14日(日)の2日間、ヤフー株式会社本社11階社員食堂「BASE11」において、福島県内の高校生が考えたメニューを提供する、ふくしま食材でパワーチャージ!高校生ランチ 力農(りきのう)カフェ@Yahoo!JAPAN紀尾井町オフィスを開催しました。
 
ヤフー株式会社にはこれまでも、「東北エールマーケット」や、「チームふくしまプライド。」などの活動を通じて福島の魅力を発信していただいています。
 
期間中の13日にはヤフー株式会社の社員食堂「BASE6」で、福島県立岩瀬農業高等学校の生徒12名が、県産農林水産物のおいしさや魅力、生産者の取組や自分達の活動をPRしました。「農業高校生が作る安全でおいしく、また来たくなるお店」をコンセプトにして、年に数回開催しているカフェのことを「力農カフェ」と名付けて活動しています。
 
メニューは、「ほうれん草とにんじんの冬野菜キーマカレーとお野菜ゴロゴロコンソメスープ」、「白河高原清流豚と二瓶豆腐の味噌煮込みハンバーグとハイブリッド豚汁」の2種類、各300食です。
こちらのメニューをご注文いただいた方先着300名様に、高校生から力農米(高校で栽培した米「天のつぶ」)をプレゼントし、メッセージカードの記入をお願いしました。
 
また、高校で製造したぶどうジャムの試食を実施し、多くの社員の皆さんに試食いただき、今後の活動への参考意見をいただきました。

●社員食堂に通じるエレベーターホールでは、学校や当日の販売メニューを写真で紹介しました。手作りのチラシも作りました。

●社員食堂の会社の方に、力農米のプレゼント、メッセージカード記入依頼のオペレーション方法をご指導いただきました。普段の活動とは規模が違うので、よく説明を聞きます。

会場準備、リハーサルが一段落したところで、実際に販売するメニューの試食をしました。何回も何回も試作を繰り返したメニューが、たくさんの方のアドバイスを受けて、よりおいしくなったと感じました。生徒達にとってこれは特別なものです。完成した料理を口に入れる生徒達の顔には、うれしそうな、恥ずかしそうな笑顔があふれていました。

オープン直前、これまで力農カフェの活動を指導してきた先生から生徒たちに激励のメッセージがありました。「練習してきたことを発揮すれば大丈夫!みんなはできる!」
先生の言葉を聞いた生徒達の表情が引き締まります。

生徒達はそれぞれ、担当のコーナーにてスタンバイします。本番はもうすぐ。

ほうれん草とにんじんの冬野菜キーマカレーとお野菜ゴロゴロコンソメスープの配膳コーナー
力農米を準備してオープンを待ちます。

白河高原清流豚と二瓶豆腐の煮込みハンバーグとハイブリッド豚汁の配膳コーナー

ぶどうジャム試食コーナー 地元のパン屋さんのパンに添えて提供します。

メッセージカード回収コーナー
多くの方のメッセージをお待ちしています!

午前11時。ついに社員食堂がオープンしました。
食堂の入口上部にメニュー表示されました。

ほうれん草とにんじんの冬野菜キーマカレーとお野菜ゴロゴロコンソメスープ

ほうれん草とにんじんの2色のキーマカレーを味わえます。
コンソメスープは、角切りの野菜入り。
 
<県産食材>
ほうれん草、にんじん、じゃがいも、りんご、
白河高原清流豚、岩瀬農業高等学校で作った岩農味噌、かぶ、白菜、小松菜、米

白河高原清流豚と二瓶豆腐の煮込みハンバーグとハイブリッド豚汁

豚のひき肉と木綿豆腐を岩瀬農業高等学校で作った味噌で煮込みました。
豆乳でソースはまろやかな仕上がり。
ハイブリッド豚汁は、焼き長ネギがたっぷり使用。
醤油ベースの出汁がきいています。
 
<県産食材>
白河高原清流豚、二瓶豆腐(木綿)・豆乳、
岩瀬農業高等学校で作った岩農味噌、会津地鶏の卵、長ネギ、里芋、ごぼう、米

オープン直後に、ご注文いただいた方に伺うと、
「ハイブリッド豚汁が気になり、食べたくなりました。味噌煮込みハンバーグもボリュームがあっておいしいです。頑張っている高校生の姿、応援したくなりますね。」と温かい言葉をいただきました。

「食べました~」と力農米を持って、ぶどうジャムコーナーに立ち寄ってくださった方々

ぶどうジャムの試食担当の2人は積極的に社員のみなさんに話しかけます!青いハッピを着た県職員はサポート役で見守ります。

メッセージ回収コーナーではカードが返ってくるうれしさに、緊張も少しずつほぐれている様子。生徒に聞くと、「ごちそうさま」の言葉がとてもうれしかったそうです。

12時頃になると社員食堂は、ピークを迎えます。生徒達も大忙しです。

 
社員の皆さんのお食事中、生徒達による取組の発表をしました。
 
岩瀬農業高等学校のこと、メニューに使用している農林水産物や地元福島で協力いただいている生産者のこと、福島への想いなどを伝えるために、高校生がそれぞれの言葉で、順番に話します。社員食堂が温かい空気に包まれました。

3年生の安積さんと栗城さん

3年生の円谷さんと渡部さん

3年生の渡邊さんと2年生の石堂さん

3年生の古川さんと柴田さん

3年生の吉田さんと2年生の山野辺さん

 
午後1時前には、2種類のメニューが完売しました!
 
完売の知らせを受けて、全員揃っての御礼の挨拶をしました。
リーダーの田中さんは、「福島の魅力が詰まった料理を食べていただき、農業復興の力になりたい。」と力強く話すとともに、メニューを頼んでくださった皆さんに感謝の気持ちでいっぱいだと話しました。

3年生の田中さんと2年生の溝井さんを含む12名がそろって挨拶。

社員食堂を運営する会社の皆さんに完売したことの御礼を伝えました。スタッフさんから、「あっという間に完売というのは、みんなの気持ちが届いたのと、純粋においしそうだったからだと思います。これからも地域貢献の活動頑張ってください。応援しています。」と温かい言葉をいただきました。

14日(火)は、高校生の代わりに県職員が高校生考案メニューを注文いただいた方先着200名に福島の冬の風物詩である「あんぽ柿」をプレゼントしました。
前日にカレーを食べた方が、「今日は味噌煮込みハンバーグにする!」と並んでくだる方もいらっしゃいました。
皆さんのおかげで2日目も完売することができました。

番外編~イベントまでの道のり~
 
●ヤフー株式会社の社員の高校訪問
本企画の準備を進める中で、ヤフー株式会社社会貢献推進室の森禎行さんから、「高校生たちがどんなところで普段勉強しているのか見学したい。」というお話しがあったことから、平成28年11月19日、岩瀬農業高等学校へご案内しました。数日後に実際に地元で実施する力農カフェで提供する予定のメニューを試食していただきました。その完成度の高さに驚いたという森さん。「2月の旬の野菜を使用したメニューが楽しみ!」と期待をふくらませました。

●高校生のヤフー株式会社訪問
平成28年12月9日、岩瀬農業高等学校の生徒9名がヤフー株式会社を訪問しました。
社内を見学させていただき、会場となる社員食堂を訪ね、ご担当者の方々へ挨拶しました。

生徒達は訪問後、冬休みの期間を利用して、メニュー開発やどのように福島の魅力を伝えるか?について考え、当日までに何度も何度も練習を重ねてきました。
この日を迎えるまでには、しっかり時間をかけて準備をした生徒達の姿がありました。
 
今回の取組を通して、生徒達それぞれの自信につながり、3年生の活動を引く次ぐ2年生にとって、活動の幅を広げられるきっかけになればと願っています。