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芳賀情報員(2011年度担当) 【県北・相双担当】のブログ

  • 春の風物詩◇和田観光苺組合(相馬市)

    2012年5月9日

    芳賀情報員(2011年度担当) 【県北・相双担当】

    愛称:とも 小さい頃から県内を転々とし、浜・中・会津で生活経験あり。

毎年、県内外から沢山の観光客で賑わう、相馬市松川浦近くにある『和田観光苺組合』。
メディアにも多数取り上げられ、県内外問わずも有名な観光いちご園です。

この日はあいにくの雨模様でしたが、取材中も直売所へいちごを買い求めにやってくるお客様が絶えませんでした。

 

その日の朝に採れたばかりの新鮮ないちご。
今年は主に、とちおとめ、さちのか、章姫(あきひめ)、紅ほっぺ、やよいひめといった品種が楽しめます。

7軒のイチゴ農家が一体となって直売所を営んでいるため、生産者が当番制で直売所を管理し、お店に出ているそうです。
この日、店長を務めていたのは和田観光苺組合 組合長の山中賢一郎さん【写真中央】。

 

山中さんにお話を伺いました。

津波による被害もあり、3ヘクタールあったハウスの半分が、全壊・一部浸水などでダメになってしまって、
オープンも危ぶまれましたが、協議の結果、残っているハウスだけでも再開しようと今年1月15日にオープンしました。
しかし、お客様の流れが例年通りとはいかず、とくにいちご狩りに関しては厳しい状況だそうです。

「ここ相馬は、やっぱり海が一番だった。今は海がゼロの状態になってしまい、
魚や海を目的としてくるお客さんがいなっくなってしまいました。
それにより観光客の出入りが少なく、いちご狩りにも影響が出ていると思われます。
また、原発事故に関して懸念されていますが、風評被害がどうすれば収まるか分からないし、
私たちは事実を伝えていくことしかできません。
現在、放射性物質は検出されておりませんが、今後も定期的に検査は続けていかなければいけないと思っています。
色々な立場の方から伝えて頂き、色々な角度で消費者に見てもらい、分かってもらいたい。」と山中さんはおっしゃいます。

そんな中、県内外から応援に来て下さる方も少なくありません。

「災害復旧のお手伝いはできないけれど、福島のものを消費することが応援や復興につながれば。」と
遠くは岩手県からお越し下さったお客様もいらっしゃるそうです。

 

山中さんのハウスでは、真っ赤に染まった食べごろないちごが観光客を待ちわびています。
こちらのハウスは70メートルもあるそうです。さちのか、章姫、やよいひめが楽しめます。

 

味は昨年までと変わらず、甘くておいしく実っています!
日によって食べられる品種が違うので、希望がある方はお早めにご連絡くださいとのことでした。
いちご狩りは5月31日まで楽します!

復興に向けていちご狩りも賑わっている様子をお届けしたいところですが、現実は厳しいものでした。
相馬漁港の休業が、近隣の観光施設や直売所にも影響を及ぼしているようです。

しかし直売所のいちごは、早い時間に売り切れることもあるという順調ぶりでしたので、
相馬に観光客が戻る日を信じて相馬の観光地を守り続けて欲しいと思いました。

【和田観光苺組合】
相馬市和田字下柴迫94
TEL:0244-36-5535
営業時間:1/15〜5/31まで 10:00〜16:00
URL:http://blog.wadakanko-ichigo.jp/


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