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佐藤情報員(2011年度分) 【会津・南会津担当】のブログ

  • 原木しいたけ『青木農園』(昭和村)

    2012年4月19日

    佐藤情報員(2011年度分) 【会津・南会津担当】

    郡山在住、自然とロックを愛する27歳です。

今回は、昭和村の『青木農園』さんをご紹介します。
青木農園さんでは、原木しいたけを栽培しています。

お話を伺ったのは青木秀之さん。

菌床しいたけとはまた違った“甘味”、“食感”、“香り”、そして安全・安心へ強いこだわりを持って
原木しいたけを全国に向けてアピールしていきたいと熱心に栽培しています。

13年前から無農薬栽培を始め、新潟にいる知り合いの農家さんから声をかけられたことがきっかけとなり、
現在では全国に向けて出荷し、県内外から高い評価を得ています。

原木しいたけとは天然の木を利用し、栽培されたしいたけで、
伐採して枯れた丸太に直接、種菌を植え付け栽培されます。

この栽培方法は丸太をそのまま使うので原木栽培と言われています。

青木農園さんでは去年から今年の冬にかけて約1万本の原木を使って栽培しています。
原木しいたけは青木農園さんのように冬場はハウスで栽培される場合もありますが、
基本的に野生キノコが生えるのと同じ環境が必要なため、自然のサイクルに合わせて栽培されます。
そのため、気象や害虫、有害菌などの外部環境の影響を受けやすく、
収穫量や品質が安定しにくくなりますが、天然のキノコと変わらない方法で栽培されるため、
味も天然のキノコと変わらないと言われています。

原木しいたけは外部環境の影響を受けやすいことから栽培には大変な労力を使い、
また原木の伐採については、山があっても木を切る人が減っているため、生産者が減少しつつあるそうです。

そうした中で、強いこだわりを持って原木しいたけ一筋に栽培している青木農園さん。

 

青木農園さんのおすすめは『乾生しいたけ』です。

“乾生”とは施設栽培したしいたけを干したものをいいます。
風味がまろやかで、干ししいたけとは違った味わいで、水で戻した時には生の食感があります。
取材の際、1パック頂いたので家で食べたところ、
肉厚で歯ごたえが良くて味が濃く、すごく美味しかったです。

 

ここで青木さんに震災からの1年について伺いました。

青木農園さんでも原発事故による風評被害の影響によって、全国区の企業から注文がなくなってしまうなど、
大幅に売り上げが落ちてしまったそうです。

しかし青木さんには、それよりも悲しいことがありました。

先日、青木さんがファミリーレストランで食事していた際に、
隣の席で食事を残した方がいたそうです。
震災が起きて数日、福島県内では食糧難に陥りました。
その時に食べ物の大切さを実感したはずなのに、生産者として、食べ物が粗末にされてしまったことが悲しかったそうです。
自分たち消費者は、食べ物は農家の方が一生懸命作っているんだことを、忘れてはなりませんね。

ふくしま 新発売。ではこれからも、
「本物の味を残していきたい。」と熱心に栽培をされている青木さんをはじめ、
たくさんの農家の方々の想いを伝えていきたいと思います。

 

青木農園さんのしいたけはこちらでお買い求めいただけます。
『らでぃっしゅぼーや』  http://www.radishbo-ya.co.jp/index.html

 

おしまい


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